介護職員初任者研修くらいは終了してきてほしい

人材不足で介護職員初任者研修すら修了していない
現在36歳の女性の私は介護の専門学校を卒業してから昨年までの間介護施設で働いていました。

 

いつもいつも現場は人材不足の状態が続いていたり、介護職員による虐待のニュースがテレビで流れたりしています 。何故このように日本ではゆとりのない介護になってしまったのでしょうか。

 

私も専門学校の間は仕事を始めたら介護が必要な方が少しでもいきいきと人間らしく過ごせるお手伝いをしたいと理想を持っていました。

 

ところが実際に仕事を始めると時間に追われる毎日で入所されている方と話をする時間などありませんでした。

 

夜勤の前に自分の担当している部屋の掃除とシーツ交換、夜勤明けには洗濯物の片付けと記録で昼まで施設に居るのは当たり前でした。

 

一人で20名近くのおむつ交換、トイレ誘導は当たり前、お昼ご飯は5分も時間がとれない毎日。

 

自分はいったい何をしているのか自問自答する日々でした。

 

介護の仕事は知識が必要

ケガも絶えません。髪の毛をひっぱられたり、爪で引っ掛かれたり、噛みつかれたりするのは日常の出来事。

 

自分が思う理想としていた介護はそこには全くありませんでした。

 

人材不足という社会背景もあり、新しく入ってくるヘルパーも介護職員初任者研修すら修了していないような素人が入ってくることも珍しくありません。

 

介護の仕事は極端な話、人の生死にも関わってくる仕事です。また精神面や人としての尊厳など、入所者との関わり方にも専門的な知識を必要とする仕事です。

 

介護職員初任者研修では本当の基礎の基礎を学びますが、それすらも受けていない人が同じ職場に入ってくるのは指導する立場としてもかなり負担を強いられます。

 

 

入所されている家族の方からの暴言なども多々ありました。介護を受ける方が上で提供する側は下のような思い違いをしている家族はたくさんいました。

 

介護は専門職であり決してサービス業ではないのです。そんな状況でも少しでも入居者のリハビリになるようにと知恵を絞ったりしています。

 

そんな頑張っている職員に対して何もしない施設が大半だと思います。何かを依頼すれば経費、担当の居室に置く花びんなどは職員の手出し。花も飾らなければと言われるので時々は花を買って持っていく。

 

 

少しでも入居者の笑顔につなげたい思いを施設は利用してきました。

 

そんな現場だからこそ理想を持った職員は辞めていきます。そうなると残るのは就職が決まらず介護に流れてきた人達です。

 

中にはきちんとした考えを持っている人もいますが他の仕事では勤まらない人もいるのは事実です。せめて介護職員初任者研修だけは修了してから介護の仕事に入ってきてほしいものです。

介護職員初任者研修の費用は数万円

介護職員初任者研修では障害に対してノーマライゼーションの原理を学んだり対人援助おける職業倫理や認知症ケアの理念、パーソンセンタードケアの重要性などを学びます。

 

そういった知識を持っていないと介護者と向き合うための心構えも出来ず、結局すぐにやめてしまうことになります。

 

介護職員初任者研修の費用は数万円です。介護の仕事に就くなら最低限取得しておいたほうがいい資格です。

 

 

なんの専門知識も持たないから認知症の方の徘徊の対応の方法を見つけられず身体拘束に繋がったり、イライラして感情を抑えられずに暴力で止めようとするのです。

 

政府はこれからの日本の介護を良くしていこうと思うのであればこういった施設の内部の現状をしっかりと把握し介護者のフォローを行うように整備をしていくべきではないのでしょうか。

 

人が人として最期を迎えるときまで人として対応してもらえる。そんな当たり前の介護現場を早く作ってもらいたいです。